Road toSMILE BASE歴史編

金子劇場

笑って泣いて、仕事と向きあい100年以上。
一癖も二癖もある社員の物語が、今日も生まれています。

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  第一幕はじまりは、人情商い。

  はじまりは、小さな鍛冶屋。包丁やハサミをつくって、お売りする仕事でした。

  第一幕はじまりは、人情商い。

  

  はじまりは、小さな鍛冶屋。包丁やハサミをつくって、お売りする仕事でした。「ねえねえ、“あれ”ないの？」「そうそう、“それそれ”」。お客様からの「あれ」「それ」すらも汲み取って、地元の人の「ほしい」に応え続けるうちに、取り扱う品物は徐々に増えていきました。気づけば、「困ったときは金子んとこ行け」という噂がじわじわ広まり、いつしか「商売っ気よりも、人情」が金子の代名詞になっていきました。金子金物の100年は、そんな“らしさ”から始まったのです。

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  第二幕継いだのは、商売じゃなくて想いだった。

  現社長の金子達は、東京でIT企業に務めていました。両親が体調を崩したことをきっかけに、水戸へ戻ることになったのです。

  第二幕継いだのは、商売じゃなくて想いだった。

  

  現社長の金子達は、東京でIT企業に務めていました。両親が体調を崩したことをきっかけに、水戸へ戻ることになったのです。「地元に帰って、家業を継ぐべきか。」正直、自信はなかった。けれど、馴染みの社員の顔を見た時に思ったのです。「自分には、みんなの想いをつなぐ使命がある」ということ。受け継いだのは、商売じゃなかった。人と人のあいだに流れる、あったかい信頼。会社の仕組みを整え、倉庫に屋根をつけ、ボルダリングウォールまで作り、会社を笑い合える場所にした。それが、金子金物の新しい一歩でした。

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  第三幕塩カル祭りとカップラーメン。

  ニュースになるほどの大雪の日。全国的に物流網もストップ。このままだと、物資も人も動かない。

  第三幕塩カル祭りとカップラーメン。

  

  ニュースになるほどの大雪の日。全国的に物流網もストップ。このままだと、物資も人も動かない。そんな中、「うちがやらなきゃ、誰がやる」社長のひと声に、社員たちは、融雪剤（塩化カルシウム）をかついで外へ飛び出しました。気温は氷点下。手はかじかみ、鼻はまっ赤。配送も事務も関係なく、みんなでお祭り騒ぎのように駆け回ったこの日は、今でも金子金物の語り草。最後にすすったカップラーメンの美味しさは、忘れられない味になりました。

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  第四幕未来の話は、昔話から始まった。

  創業から100年の節目。金子社長は考えました。「100年企業として、ちゃんと考えないといけない気がする」と。

  第四幕未来の話は、昔話から始まった。

  

  創業から100年の節目。金子社長は考えました。「100年企業として、ちゃんと考えないといけない気がする」と。そこで始まったのが、GKKプロジェクト。「がんばる金子金物」という思いが、名前に込められました。最初の会議で話題に上がったのは、金子金物伝説の仕事の数々。激動の逸話に花を咲かせました。理念の会議は半年かけて話し合い、言葉を重ねた先に社長がひらめいたビジョン。それは「SMILE BASE」という大きな夢でした。

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  第五幕そして、物語は続く。

  「SMILE BASE」というビジョンを掲げた今、どう進んでいくべきかはまだまだ手探りです。

  第五幕そして、物語は続く。

  

  「SMILE BASE」というビジョンを掲げた今、どう進んでいくべきかはまだまだ手探りです。どうなるかは誰もわかりません。でも、だからこそ面白いと私たちは思います。試行錯誤の毎日を、一緒に楽しんでくれる人に来てほしい。ちょっとしたアイデアで、誰かを笑顔にできるかも。あなたの仕事が、この街を少し変えるかもしれません。そんな毎日を、私たちと楽しみませんか？