金子金物株式会社

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SMILE BASE に込めた想い

「SMILE BASE」
笑顔が生まれる基地になる。

このビジョンを思いついたとき、金子金物の未来の可能性が無限に拡がったように感じました。すぐに社員みんなで、「SMILE BASE」というビジョンが実現されたら、いったい私たちはどんな事業をしていると思う?どんな仕事をしていると思う?どんなオフィスで働いている?どんな服装してる?どんなお客様に喜んで頂いてる?地域とどんな関わりを築けてる?などなど、たくさんの空想をしてみました。

それは既存の「建設資材の卸売業」という枠組みを軽やかに超えて、自由で魅力的で、本当に笑顔が自然と溢れてくるようなワクワクするアイデアで満ちていました。

代表取締役 金子 達

過去の積み重なりである現在の自分たちから、想像力を使ってちょっと飛躍した未来を描いてみる。それがビジョンの力だと思います。
そのビジョンを絵空事で終わらせないために、理想の未来を現実に引き寄せるために、私たちはSMILE BASE を事業としてスタートすることにしました。
新規事業「SMILE BASE 事業」の誕生です。夢想から現実へ。ビジョンを現実にすること、笑顔が生まれる基地になることに、私たちは本気で取り組んでいきます。

例えば、「食堂 SMILE BASE」。
社員も地域の人も利用できる開かれた食堂。品質も味も何も問題がないのに、見た目が悪いだけで弾かれてしまう規格外食材を積極的に利用したり、あらゆる世代の人の孤食を解消することをめざすオープンな食堂をできないだろうか。

例えば、「カフェ SMILE BASE」。
本格的な美味しいコーヒーをご用意して、県内の高校生と共同開発したスイーツや、地元企業とのコラボレーションメニューをご提供できないだろうか。

例えば「放課後 SMILE BASE」。
学校帰りの子どもたちが、安心して立ち寄れる居場所を提供できないだろうか。

例えば「防災 SMILE BASE」。
再生可能エネルギーや蓄電池を設置して電源を確保、生活用水に使える井戸も整備して、いざという時に地域の防災拠点になれないだろうか。

例えば「住まいの相談 SMILE BASE」。
近隣の方々のあらゆる住まいの困りごとを、弊社のお客様であるプロの工務店さん、大工さんとお繋ぎして、解決のお手伝いができるのではないだろうか。

SMILE BASE というビジョンのもとに、次から次へと、さまざまな事業の可能性の芽を模索しています。

「つくると、暮らすを、つなぐ」をスローガンに、日々「ありがとう」の流れをつくる。その先の未来にきっとある、SMILE BASE の無数の可能性の景色をいくつも思い描いています。私たちは、もっと地域と繋がっていける。もっと家族に誇れる仕事ができる。いつか、そう遠くない未来に、思い描いた景色へ全員で行き着ける、と私は信じています。

次の100年の景色を一緒に描いていきましょう。次の100年の物語を一緒に紡いでいきましょう。

代表プロフィール

代表取締役/経営学修士(MBA)

金子 達TORU KANEKO

1979年生まれ。趣味は音楽とボルダリング。慶應義塾大学文学部哲学専攻卒業後、2004年SAPジャパン、2009年日立コンサルティングを経て、2011年金子金物入社。翌年より代表取締役に就任し、現在に至る。

金子金物の魅力

  • POINT 01安定のために変化する

    100年の間に取り扱う商品も、お客様も、大きく変化してきました。社会情勢、景気、法規制、テクノロジーなど、時代の変化に応じて自社を変えていくことを恐れず、変化することで安定させてきました。

  • POINT 02転勤なし、地元志向

    金子金物は、本社機能、物流機能が一か所に集中しているので、基本的に転勤の心配がありません。地元で働き、地元の社会・経済に貢献したい、家族や友人との絆を大切にしたい、そんな人に向いています。

  • POINT 03大きな仕事ができる 街に仕事が残る

    ホームセンター事業部は全国区のお客様も多く、拠点は茨城でも全国規模の仕事ができます。建設資材事業部は、茨城県内の多様な建築・建設にかかわっていく仕事なので、自分たちが携わった仕事が地元の街の中にカタチとして残ることを実感できます。

  • POINT 04人間関係・風通しが良い

    多様なキャラクターの社員がいます。外交的な人もいれば、内向的な人もいます。陽キャも陰キャもいます。営業職、事務職、倉庫・配送、いろんな役割を持った部署があります。社内にいる多様な人たちが自然にコミュニケーションを取りあう関係性があります。年2回の全体会議では、会社が目指している方向性を共有したあと、社員全員の自由な意見交換が飛び交います。

  • POINT 05手厚い社内制度・福利厚生

    有休が取りやすい会社です。職種にかかわらず、新卒から定年まで勤めると退職金は1,000万円を超えます。万が一、ケガや病気などで働けなくなってしまったときには、定年まで収入を保証してくれる保険に会社で加入しています。福利厚生に関して本気で地域ナンバーワンを目指しています。

  • POINT 06親身な教育体制

    新人研修、フォローアップ研修、OJT(実践での業務訓練)などの教育制度があります。新入社員には、年齢が近い先輩が専属のメンターとして相談役に付きます。失敗はつきものですが、称賛されるべき失敗は「ナイストライ」。小さな成功体験をサポートします。

求める人材

求める人物像を3つ挙げます。しかし、これはあくまで一例であって、実際には金子金物に「求める人物像」というものはありません。なぜなら、企業は常に変化し続けることが求められ、それを支えるのは多種多様な人材だからです。

私たちは様々なキャラクターの人材を求めています。「求める人物像」はほんの参考程度に、皆さん一人ひとりの長所や個性をそのまま私たちに伝えてください。

  • 「自らの言動に責任とプライドを持てる人」
  • 「何事にも問題意識を持ち、自ら考えて取り組むことができる人」
  • 「明るい対応ができる人、フットワークに自信がある人」

人材への思い

「究極は、好き勝手やってもらいたい」
「力を発揮できる舞台を整えていきたい」

この100年間、金子金物が成長し続けてこれた一番の理由は、
社員一人ひとりの力に他なりません。

中小企業は、社長の個の力で成り立っている会社が数多くあります。もちろん私も経営者として個人の力を伸ばすことに日々精進していますが、一方で私個人の力の限界が会社の限界を決めてしまうような組織には絶対にしたくありません。私個人が全面に出ることよりも、社員一人ひとりが力を発揮できる組織にすることを日々考えています。

会社は大きな箱みたいなもので、その実態はそこで働く社員たちだと思っています。社員がいかに力を発揮してくれるかが会社の力に直結します。我々はその舞台を整えることが一番の仕事だと考えています。

なかでも、営業職の自由度は高くしています。会社や課として設定する重点テーマや、計画値に対してどれだけ達成しているかの定量的な評価はあるので、大きな枠組みは組織として合意したものを共有しています。
しかし、その達成方法は個人の自由度を大きくとっています。「今週はこう動きなさい」と指示を出すこともほとんどありません。裁量が大きいので、新しい商品の仕入れなど営業がやりたいことは基本的にできます。

「社長、これやりたいです」と言われて「だめ」と言ったことはほぼ無いです(笑)。「こういうやり方にしてみたら」と話し合うことはありますが、やりたければ基本的にやってもらいたいですし、実現が困難そうなことは一緒に方法を考えます。

「できる」「できない」という議論はあまり好きではないので、どうやったらできるのかを徹底的に考えます。結果はあとから自ずとついてくるものです。

個人がやりたいことを、なるべく自由に制約なくできて、そのうえで組織としてのガバナンスや理念との整合性は取れていて、結果として売上と利益があがっていく。
そんな組織が理想ですね。