先輩社員の声

建設資材事業部

早川 健二Kenji Hayakawa

2016年入社(中途)/ひたちなか市出身/東京経済大学 経営学部 卒業

趣味・好きなこと:家族キャンプで焚き火をすること
好きな資材:D10の鉄筋(土木や外構のメイン商材なのでよく運ぶ。施工後には見えないが大事な存在。)

商品知識が無くても、
素直に「見る」ことで少しずつ成長できる。

入社のきっかけと、入社後の感想は?

茨城出身で大学は東京に出て、そのまま東京で就職をしました。そして結婚、子供ができたことをきっかけに茨城に戻って働くところを探していました。元々ものづくりに興味があり、直接何かを作るわけではなくても納品した商材が建物として形に残ることを魅力に感じ、入社することになりました。

正直に言うと、「金子金物」という社名から堅苦しくて昔ながらのイメージをもっていました。でも実際は全くそうではなく、明るい雰囲気ですごく働きやすかったです。面接で初めて会社に来たとき、フォークリフトで黙々と作業する人たちを見て少しドキドキしたのですが、その人たちもみんな実際は気さくでした。「金子金物」という響きから私は「重い」「暗い」と連想してしまいましたが実際はそうではないので、入社する人には会社の柔らかさ、働きやすさを知ってほしいなと思います。

建設資材事業部ではどんな仕事を?

地域の工務店や施工業者のお客様との仕事をしています。金子金物では倉庫・配送の従業員が納品することがメインではありますが、私たち営業マンも2トントラックにお客様の荷物を積み、現場に納品しながら打ち合わせや営業をしています。自分のトラックにフォークリフトで荷物を載せたり、重い物を運ぶ力仕事もしています。

楽しさとしては、現場に行くと納品した資材をどこに使っているのかを見せてもらえたり、携わった現場が街のあちこちに増えていくことです。小学生の息子とのドライブ中にも「あの建物の鉄筋はお父さんが手配したんだよ」と自慢してしまいます。

入社して良かったことは?

一人ひとりの営業マンに裁量があり、好きにやらせてもらえることが面白いです。入社してすぐは決められたお客様の注文に対応することから始まるんですが、慣れてきたら徐々にやりたいことをできるようになり、毎日どう動くかを考えて自由にやっています。

例えば、自分で仕入れ先のルートを開拓して、扱う商材を少しずつ増やせます。工事の現場では鉄筋やカラーコーンなど基本の商材はあるのですが、現場に合わせて大小様々な物が必要になります。そういうときお客様は「金子金物なら何とかなる」と問い合わせてくださるので、基本的に「できません」とは滅多に言わず、自分で仕入れ先に電話をしてルートを作ります。新しい動きは社長に相談をしながらなのですが、金物でなくてもお客様が必要なら扱って良いし、新しいお客様を増やすことも「どんどんやっていい」と言ってくれるんです。とても仕事がやりやすいし楽しいし、やりがいがあります。

何に気を付ける仕事?

工事現場で使う材料や道具を手配しているので、納期通りに入れないと現場が大きく止まってしまう可能性もあるので、それを一番気にしなければいけないと思っています。また、最近よく感じるのは「お客様が本当に求めている物は何か」を的確に知ることの大切さです。お客様からの注文に対して、細かく突き詰めないと本当に現場で役に立つ物を納品できず、もう一度手配し直しになってしまうこともあります。

そうならないためにお客様とコミュニケーションをよく取り関係を良くすることで、情報を多くもらえて仕事がスムーズになります。地域の話題などの雑談も大事ですし、お話しが好きな方も多いので楽しいです。ちょうど納品が現場のお茶の時間に重なり、「休んでいきな」となることもあり、雑談の中から仕事に繋がることも結構あります。

入社からどんな成長ができた?

最初は物自体が全然わかりませんでした。建設資材事業部はお客様からの問い合わせで物を取り寄せることも多いのですが、初めはお客様が何を言っているのかもわからず、どこに使うのかもわからず、というところから始まりました。なので現場に納品に行ったときにどこに使うのかをお客様に聞いてみることで、時には現場をのぞかせて頂き「この前の商品はここに使ったよ」などと教えてもらったりと実際に現場を見て物を覚えていきました。

物がわかるようになってくると、工事の進み具合で「次はこういう物をお客様から注文されそう」と予測ができるようになってきたんです。お客様が物の名前を忘れて「あれ」と言ったら「〇〇ですね」って言えるようにもなって。そういう知識が付き、お客様と自信を持って話せるようになりました。まだそこまで工事に詳しいわけではないですが、電話を受けていても話の中から現場の様子が思い浮かぶようになってきたので、少しは成長できてきているのかなと感じています。

先輩のどんなところをまねしたい?

20年以上ここでの経験がある先輩は、お客様からの相談に本当に何でも応えて頼りにされています。私が質問をすると「それは〇年前に〇〇から買ったから聞いてごらん」という引き出しもとても多いんです。言われてただ納品するのではなく、1つ1つの現場で「〇〇に困って〇〇が助けてくれた」というように覚えていて、そんな風に流れ全体を見て仕事をしているところを見習いたいです。

その先輩には「何事にも興味を持つことが大事」と言われていて、実際に先輩は自分が納品するわけではなくても現場にすごく興味を持ってお客様に色々聞いています。「車移動中にも勉強できるぞ」と言われていて、家のフェンスを見たり、お客様の仕事を見たり、そういう何でも興味を持って考える姿勢を私も大事にしたいと思います。

そんな先輩でも「俺もそれはやったことないな」という商品がたくさんあって。それだけ世の中には新しい商品が出てくるし、工事の種類も様々なので、「毎日同じことをやって飽きる」という仕事では全くありません。お客様が困っていることに対してメーカーさんにも協力をしてもらい、現場に何とか間に合って喜んでもらうことや、現場に行くたびに建物の形が変わるようなものづくりの現場にいられることが結構楽しいです。

金子金物に興味を持ってくれた
学生・求職者の方へ

初めは商品知識が無くても何とかなるので大丈夫です。「何もわからない」と正直に伝えると、職人さんや現場の人は結構優しいですし、逆にお客さんから「金子金物の○○さんに聞けばわかるから」と言ってくれる場合も多かったです。お客様は金子金物としての知識を頼りにしてくださるので、知識が無いなりに素直に一生懸命やれば大丈夫だと思います。

商品への興味についても、私自身がそんなにあちこち興味を持てるタイプではないのですが、初めて見る建設現場は自然と興味が湧くと思います。今でも現場に行くたびに「あれって何だろう」と思いますし、それを「何だろう」で終わらせずに興味を少しでもでも深掘りすることが大事だと思います。お客さんから言われて初めて知る商品も多いですし、そういうことが自分の成長にどんどん繋がり、仕事のスキルに直結していくと思います。

また、社長が福利厚生をどんどん新しく整えていて、ケガをしたときや退職金のことなど、安心して働けるように考えてもらえていると感じます。長く働けるよう大事にしてもらえるので、一生懸命働ける会社だと思います。