先輩社員の声

倉庫・配送

石川 竜大Ryuta Ishikawa

2018年入社(中途)/那珂市出身/いばらき動物専門学校 卒業

趣味・好きなこと:買い物、ボウリング、音楽、映画
思い出の資材:外壁の仕上げ板材「サイディング」(長くて割れやすく、扱いに苦労した思い出がある)

いつでも誰かが相談を聞いてくれる、思いやりのある職場です。

入社経緯や、具体的な仕事内容は?

学生の頃は犬の訓練士になろうとしていました。その頃とは全く違う道に進んでいますが、社会人になり配送の仕事を探すうち「金子金物」という社名に惹かれて面接を受けました。配達に多く出られるということと、早出勤務で働けることが魅力でした。

1日の仕事内容は、まずは割り振られた注文伝票を受け取って倉庫から商品を出し、梱包してトラックに積みます。その後は荷物を自分で配送するか、もしくは次の日に早出するトラックのために荷出しします。

商品は大きい物や重い物も多く、普段から筋トレをしていて力には自信があった私でしたが、最初は「こんなに重いんだ!」と驚きました。慣れないまま持つと体を痛めてしまうので最初は大変ですが、やっていくうちに持ち方がわかってきて今まで持つのが大変だった物も持てるようになりました。コツを掴んで安全に気を付ければ体を壊すようなことはないので、体に無理をしてまで働く必要はありません。

働いている人の印象はどうでしたか?

正直に言うと、面接で初めて来たときに倉庫・配送の人たちを遠くから見て「怖そうな人が多いな」と思いました。「大丈夫かな、やっていけるかな」とドキドキしながら入社したのですが、実はすごく良い先輩たちで、毎日朝から笑顔で仕事をしています。私は人見知りで話しかけるのが苦手ですが、みんなバンバン話しかけてくれるので入ったばかりでも居心地が良く、すぐに緊張が無くなりました。若い人から60代の人まで年齢はバラバラなのですが、みんな気楽に話せて人間関係がすごく良いです。

人間関係の良さは仕事にも大切?

先ほどお話しした倉庫からの「荷出し」は2人1組で行うのですが、これは関係性が良くないとスムーズにいかない仕事です。最初に伝票を一緒に見て「私がこれを進めます」「じゃあ僕はこっち」と、作戦を立ててから倉庫をまわるんです。きちんと連携が取れないと効率が悪く、誤配送にも繋がってしまいます。

ペアの人以外でも、近くにいる人はみんな積極的に助けてくれます。重い物や運びにくそうな物、一度に個数を運べない物など、大変そうな気配を察して「あと何枚必要?」とパッと来てくれるんです。分からないことがあっても誰でも面倒くさがらずに教えてくれて、配送中に電話で質問しても、みんな教えてくれます。

そのような助け合いのなかだと仕事が大変でも頑張れますし、私もみんなを助けたい気持ちになれるんです。体調が悪い人がいたり、人数が足りない日があったりすると、みんなが「助けてあげたい」という気持ちで補い合う職場です。

ですので、笑い合うような雑談って結構大事なんだと思います。話しやすくなければ、困ったことがあっても自分で考える時間が長くなり、解決できなくて効率が悪くなりますよね。また、入ったばかりの人でも「これをやってください」と周りに指示することもある仕事なので、年齢の垣根を越えて堅苦しくない関係性はとても大切だと思います。

お客様との関係では何が大切?

上司から言われているように、笑顔で元気良くお客様と接することを大切にしています。初めは仕事がうまくできなくても、お客様が冷たそうな人でも、挨拶をしっかりすれば関係性が育っていくと感じています。

会社が取引している配送先は数百カ所もあり、そのなかで自分が担当するお店には何度も行くことになるので、荷受けしてくださる方と顔なじみになり、良い関係を築くことを大切にしています。社員のみんなも、普段社内では気さくに雑談をしていても、配送先では気持ちを切り替えて丁寧に応対します。お客様や仕入れ先の方が倉庫にいらっしゃることもあるので、そういうときの笑顔や挨拶もみんなで大切にしています。

配送先で嬉しいことは?

お客様に心から「ありがとう」と言ってもらえることです。例えば、商品が重くて店員さんでは動かせないとか、雨が降りそうな状況が結構あるので、次の配達に間に合うときはご希望の場所まで片づけたくなってしまうんです。特に高齢の方の個人店などは長い物を商品棚に立てかけるだけでも大変そうなので、「立てておきますね」と自分から言います。

こういうことはみんな進んで行っていると思いますし、上司も「どのお客様もリピーターさんなので、そういう思いやりは大切だよ」と言ってくれます。重くて大変でも、「本当に助かった、ありがとう」と言ってくれると気持ちが軽くなりますし、お客様に「今日も大変だね」「今日はどこまで行くの」と気さくに話してもらえるようになるので楽しく配送ができるんです。

その他に、配送先ではほかの納品業者との譲り合いもあり、気持ちが良いですね。「金子金物さんのほうが荷物が少ないなら、先に納品していいよ」と順番を譲ってくれたり、何かあったら助けてくれたり。そういう優しさがとても嬉しいので、私も見習うようにしています。

一番ホッとする瞬間は?

無事に1日が終わったときですね。やはり商品を丁寧に運んで無事に届けることが大切なので、何事も無く荷台が空っぽになると「終わった~」って毎回ホッとします。重かった車も軽くなるので運転しやすくなって帰るんです。

そういう風に無事に1日を追えるために大切なのは、配達順に荷物を並べることです。大きさも重さもまちまちな商品を梱包しているので、それをパズルのように積み込むのが結構頭を使うんです。パズルが難しくならないように自分が梱包するときは基本的に平になるようにするのですが、梱包する人によって個性が出るので、それをうまく組み合わせて限られた広さの荷台に載せていきます。

何よりもやってはいけないことは、商品を破損させてしまうことです。走っている間に荷物が崩れてしまわないよう、私の場合は配達順と多少違ってしまっても、とにかくバランス良く安定させて、移動中に荷物が片寄ることを避けています。片荷になると運転もしづらく危険です。

ですので毎日の積み込みは本当に奥深くて、うまくできると「あ!うまく積めた!」という達成感がすごくあります。

成長していきたいことは?

先輩たちのように、視野を広く持ち仕事をしたいです。先輩たちは視野が広いので「これをやっておいて」と周りに効率良く指示を出せて、たくさんのことをスムーズに進めています。私もそんな風にもっと視野を広げて、お客様が訪ねてきたときであったり、社内で助け合うときであったり、目に入ったことに対してすぐに判断して立ち回っていきたいなと思います。あとは伝える力を付けたいです。言葉は安全やスムーズに進める上でとても大切なので、的確に指示することを意識していきたいです。

また、私はまだ大型トラックの免許を持っていないので、大型トラックに乗れたらまた世界が違ってくるのではないかなと思っています。大型トラックなら1日のうちに多くの配送先に行くことができるので、免許を取って会社やお客様の力になっていきたいです。

金子金物に興味を持ってくれた
学生・求職者の方へ

力仕事なので、正直に言うと大変です。
ですが、金子金物はそれを助け合える会社だということは間違いありません。わからないことはまわりの人が教えてくれる環境なのであまり緊張せずに来てもらえたらいいなと思いますし、入社してから「これはきつい」と思ったら、先輩に相談してもらえれば大丈夫です。みんな親身になって話を聞いてくれるし、何か対処しようと動いてくれます。

私も、新しい人が長く働きたいと思えるよう、職場を改善していきたいと考えています。人と話すのが苦手な方でしたら距離感を確かめながらさりげなく接して無理はさせたくないですし、嫌でなければ色々話をしていければと思います。